できるだけ痛くない治療

「治療が必要なことは分かっているが、過去の痛かった治療を思い出すと・・・。」
「痛みがこわくて歯科治療はきらい!!」
「小さいころ押さえつけられての治療がトラウマになっていて・・・」

多くの方がこんな思いを持っておられると思います。

そんな方の悩みは、
「むし歯は治療しないと治らない」と理論的にはわかっていても、「きっと行くと痛い思いをしないといけないので、我慢できる間はこのままでいいか・・・」と現実的には歯科に受診しないまま放置し、そしてついに痛みがひどく夜も眠れなくなってやっとしぶしぶ歯科へ行き、抜歯になってしまった。
こんな感じではないでしょうか。

「痛くない治療」

そんなこと無理だと感じられるかもしれません。
確かに全く痛くない治療は内容によってはできないこともあります。
しかし、痛みが発生する原因を分析し、その対策をとることによってかなり軽減できると考えています。
そこで、原因とそれに対する丸子歯科での取り組みを紹介します。

デジタルレントゲン写真をプリント

1)麻酔する時の痛み

丸子歯科では、治療前の麻酔の方法には少しこだわりを持っています。
治療よりもこの痛みが嫌いな人も多いのですが、麻酔の方法に工夫を加えることによって、かなり痛みを減らすことが可能です。
具体的には

ⅰ)刺入する所に表面麻酔剤を塗布
ⅱ)刺入する部位を痛みを感じづらい所にする
ⅲ)麻酔をするスピードをゆっくりにしたり、数回に分けて液を少しずつ注入する
ⅳ)必要に応じて電動の麻酔器を使用
ⅴ)その他手技的な工夫を加える

などを行うことによって、麻酔されたことに気づかない子供も多くいます。

電動麻酔器

2)歯を削ったり、神経を取る時の痛み

この治療の治療中における痛みに関しては、麻酔の効果がしっかり出ていれば、大半は解決すると考えています。
さらには、最近マスコミによく取り上げられている3MIX-MP法を応用することによって、切削する量をなるべく少なくすることも約10年前より実践し、出来るだけ削らない必要最小限の治療を目指しています。
ただし、まれに、麻酔が効きづらい方がいるのも事実です。

3)歯を抜いたあとやインプラント手術後の痛み

治療後の痛みに関しては、残念ながら全くなしにすることは不可能と考えています。
しかし、術前に口の中の汚れをしっかり除去しておくことによって、術後の痛みや腫れがかなり軽減できます。
特にインプラント手術前には、最新の方法を応用して口腔内細菌の徹底的除去を行いますので、「想像していたより、術後の痛みが少なかった。」と言っていただけることもよくあります。

これからも丸子歯科では

「できるだけ痛くない治療」

を目指していきます。

そして、みなさんから

「ここの麻酔は痛くないね」
「痛くないので子供も安心して通えます」
「痛くないと聞いたのでここへ来ました」

と言っていただけるよう、改善と工夫を続けていきたいと思っています。