指しゃぶりについて

お子さんの指しゃぶりを早くやめさせた方が良いのか、このまま自然にやめてくれるのを待つ方が良いのかなど、いろいろ戸惑われているお母さん方が多いと思います。

指しゃぶりと言っても、単に口の中に指を入れて舐めたり、しゃぶったりするだけの場合や、指や爪を咬んだり音がするほど強く吸うなどいろいろなしゃぶり方が見られます。

乳児期(0~3才)の指しゃぶりはおよそ70~90%とかなり高く、ほとんどの乳児に多く見られ、幼児期(3才6ケ月頃~5才)になるとおよそ20%~45%と半分程に減少してきます。
指しゃぶりをしているお子さんの中でも、6才になると80%の子供が指しゃぶりをやめると言われていますが、それに反して爪咬みや舌で前歯を押す、上下の前歯のすき間に舌を入れるなどの舌癖が増加してくる事もあります。

また指しゃぶりの影響として咬み合わせや歯並びが悪くなる事があるので、永久歯が出はじめる5才位から、下の表の内容を目安に必要があれば指導をしていきます。

指しゃぶりについて

指しゃぶりは4歳までは、自然と卒業することが多いので無理にやめさせる必要はありません。
目安としては、5歳くらいになっても指しゃぶりをやっていたらアプローチを開始しますが、歯並びによっては開始時期が異なる場合もありますのでご相談下さい。

 

赤ちゃんの指しゃぶり 心配ご無用

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