指しゃぶりに対するアプローチ

お子さんの指しゃぶりに悩んでいるお母さん方も大勢いらっしゃると思います。
いつ頃指しゃぶりをやめさせたら良いのか・・・
歯並びに影響はないだろうか・・・などと思われていませんか?

指しゃぶりに対するアプローチ

5歳になっても指しゃぶりがやめられず、歯並びや顎の骨の影響が出ている場合はこちらから働きかけをしていきます。いくつかの方法があるのでご紹介します。

第1段階 お子さん本人への働きかけをします(カレンダー方法)

どうして指しゃぶりをしてはいけないのかという話やずっと指しゃぶりをしていると、どうなるのかという写真を見てもらいます。
おうちでカレンダー(指しゃぶりをしなかったらシールを貼る)を付けてもらい、お母さんにもサポートしていただきます。
学校の宿題同様、カレンダーを医院に持ってきてもらい、心理的アプローチをします。
叱るよりほめる事でやる気を引き出し、目標を決めて達成できたらご褒美をあげると決めておくのも良い方法です。

第2段階 物による抑制法(手袋・マニキュア方法)

1.手袋抑制法

夜寝るとき、手袋をして口の中に指が入らないようにします。
大人用のハイソックスを紐でつなげて手にはめ、その上からパジャマを着ます。
もしくは、直接袖口に靴下を縫い付けます。
特に寒い時期に有効です。

2.マニキュア(指しゃぶり抑制用)の活用

爪に塗ると苦い味がしますので、それをきっかけに改善できるお子さんもいます。
しかしスイミングなどを習っている場合、プールの消毒液でマニキュアがすぐに剥がれてしまう事があります。
味も苦いので、嘔吐反射のあるお子さんは使用出来ない事もあります。

第3段階 道具による抑制法と舌のトレーニング

1.トレーナー

口の中にはめる着脱式の装置です。

2.リップトレーナー

口の中にはめる着脱式の装置です。

3.舌ストッパー

下の前歯の裏に突起物を付け、指が入ると痛みを感じる装置です。(約5,000円位)

道具による抑制法と舌のトレーニング

第4段階 矯正装置を入れる

矯正することにより、歯並び・顎骨を改善します。
矯正は最終的な手段です。費用も期間もかかります。

矯正の種類は大きく分けて2種類です
1.取りはずし式装置
2.固定式装置
※取りはずし式装置から固定式装置に移行する場合があります。

矯正装置

指しゃぶりは、本人がやめたいと思う気持ちとご家族(特にお母さん)の協力がないと、なかなかやめられません。
ただし、第1段階のアプローチがうまくいけば、5歳以上のお子さんであれば50%位の方は改善します。
短期間で改善することは難しいので、長い目で見て少しでも減ったら褒めてあげてください。
本人の頑張りと、ご家族の協力が必要不可欠です。

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