最近、口の中を健康に保つことが、全身の健康に大きく寄与する内容の番組が続けて放送されました。
具体的にどんな内容があるかと並べてみます。
- 残っている歯が少ない人は、入院日数が平均3日長い
- 歯がない人の入院費は、20本以上ある人の5倍以上
- 残っている歯が少ない人(よく咬めない人)は20本以上残っている人に比べ、認知症になるリスクが1.9倍
- 歯周病と糖尿病は相互に関係している
- 歯周病が進行すると血管がつまりやすく、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすい
健康なお口を保つことが健康寿命を延ばす重要な要因であることがわかってきました。
御自身でのブラッシングも大切ですが、歯科でのクリーニングも時々受けるときれいになりますよ。
歯周病と全身疾患
お口は全身を健康に保つ器官です
口の中をきれいにして、病気のリスクを減らしましょう
わたしたちの口の中には、300種類を超える細菌が歯やそのまわりに何億も存在しています。これらの細菌は、むし歯や歯周病がおこる原因となります。以前は、口の中の細菌が全身疾患と関係している事は知られていませんでした。
しかし、歯のまわりに増えた何億もの細菌は、その一部が血液によって全身へ運ばれてしまうことがわかってきました。
最近では、内臓に直接到達した一部の細菌が、体の病気を引き起こす要因になっていることが分かっています。