口の乾燥を予防する?

お口の乾燥を自覚されている方は意外と少なく、乾燥している状態がご自身の日常の普通の状態であるために、口が乾いていると思っておられない方がたくさんいらっしゃいます。

乾燥しているのは、唾液が少ないということです。
1日に分泌される唾液の量は、通常0.5~1.5ℓと言われています。
唾液は体の中の水分です。
それだけの唾液を出すためには、それだけの水分を取り入れないとならないわけです。
それでは、コーヒーやお茶、アルコールを飲むのは水分を取ることになるのでしょうか。

残念ながらそれらは、利尿作用があるために体の水分、唾液にはならず尿として出て行ってしまいます。
一番良いのは、ただのお水を飲むことです。
一度にたくさんは難しいでしょうから、こまめに取ることをお勧めします。

唾液を出す方法

◎よく咬むこと
キシリトールガムのキシリトールは、虫歯にならない甘味料なのでキシリトールガムを咬むことでサラサラ唾液を出すことが出来ます。

◎唾液腺のマッサージ
三大唾液腺である耳下腺、顎下腺、舌下腺をマッサージすることでも唾液がたくさん出ます。
例えば、顎下腺を親指でグルグルと10回ほどマッサージをしましょう。

唾液腺のマッサージ

◎舌を口の中で、左右にグルグル回して舌の体操をすることで舌の周りの筋肉が鍛えられて唾液の分泌を促します。

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右に回して

下に回して

下に回して

左に回して

左に回して

上に回す

上に回す

◎コーヒー・お茶・スポーツ飲料・アルコールを減らし、水をこまめに飲むようにすると体の水分が唾液となって出てきます。

舌のクリーニング

舌の表面には舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれる無数の突起があるため舌苔(ぜったい)と呼ばれる白っぽい蓄積物が溜まりやすく、口臭の原因になることがあります。
1日に1回から1週間に1回程度のクリーニングをお勧めします。
その場合歯ブラシではなく、舌クリーニング専用の舌ブラシを使用してクリーニングされることが望ましいです。
舌ブラシは舌乳頭を痛めずに、クリーニングをするような形状と質になっています。

舌クリーニングの仕方

1.舌を出来るだけ前方に突き出します

2.鏡で舌を見ながら、見える部分まで舌表面にブラシを当てます

3.軽い力でゆっくりと奥から前へ、一方方向へ撫でるように引き出します
2、3回ブラッシングします

奥から

奥から

手前へ

手前へ

4.1日1回か週に1、2回 夜の歯磨きの時にしてください

5.ご使用後は、ブラシや受け皿部をきれいに洗い流して保管してください

注意
力の入れ過ぎと、1日1回以上は使用しないでください。
やり過ぎると舌を傷つけ、逆に炎症を起こし口臭になってしまうこともあります。ご注意ください!!

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